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ディヴェルティメント第17番 (モーツァルト) : ウィキペディア日本語版 | ディヴェルティメント第17番 (モーツァルト)[でぃう゛ぇるてぃめんとだい17ばん]
ディヴェルティメント第17番ニ長調K.334(320b)は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが1779年に作曲した管弦楽用のディヴェルティメント。全部で20数曲あるディヴェルティメントの中で、おそらく最も有名なものの一つだろう。全体が明るく美しい旋律に富み、流麗や優雅でパリ風の華やかさもある。上品な娯楽音楽として最もふさわしい音楽である。そしてもう一つ、この曲を名高いものにしているのが、第3楽章のメヌエットである。このメヌエットはしばしば『モーツァルトのメヌエット』と呼ばれ、ヴァイオリン独奏や、弦の重奏などで単独でもしばしば演奏され、広く愛好されるようになっている。 ==作曲の動機== 確かな作曲年代は不明だが、モーツァルトが父に当てた1782年5月8日、28日の手紙に登場する「ロービニヒの音楽」がこの作品だろうと推測されている。ザルツブルクの名門貴族ロービニヒ家の長男であるジークムントのザルツブルク大学法学部卒業祝いのために作曲されたのだろうと推測される〔CD・Divertimento, 1, 17, : Vienna Chamber Ensemble 解説より〕。
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